介護福祉士VSケアマネ!難易度を4つのポイントから徹底解説
ケアマネ試験の難易度が気になるときには他の介護系の資格と比較して考えたくなることもあるかと思います。
社会福祉士
介護福祉士
などとよく比較されることが多いのがケアマネですが、社会福祉士とケアマネとの比較は別のページに説明しました。
今回は介護福祉士とケアマネ試験の難易度との比較について記載したいと思います。
介護福祉士とケアマネは受験資格でも難易度が違う
介護系資格の場合、受験資格というものが前提おして存在することが多いですが、ケアマネも介護福祉士もやはり同じように受験資格は1つのネックとなってきます。
介護福祉士
介護福祉士養成校等卒業
実務経験3年
ケアマネ
国家資格(法定資格)を持ち、実務経験5年以上
相談援助業務に従事し実務経験5年以上
介護等業務に従事し 実務経験5年以上または10年以上
このようになっていて難易度を比較するのは難しいのですが、実務経験の年数でいえばケアマネのほうが長いといえます。
しかしケアマネには学校の卒業という条件がないので通学費用という点を考えると介護福祉士のほうが面倒といっても良いかもしれません。
ケアマネの場合、介護実務で働き、給与をもらいながら受験資格を満たすことができるというメリットもあります。
介護福祉士とケアマネ試験の合格率に見る難易度
介護福祉士も学校卒業後に試験はあります。
テストと実技(実技講習会を受講すると免除されます)となっていますが、合格率は50%を超えているので、ある意味で介護福祉士養成校等を卒業すれば自動的に取得できる資格といっても良いかもしれません。
(今のところ介護福祉士養成校等を卒業すれば自動的に取得できるようになっていますが、今後の改正で卒業者にも国家試験の受験が課される方向にあります)
一方でケアマネ試験は合格率が年々下がっているような状況で20%超でしかありません。
合格率だけを見ればケアマネ試験のほうが難しいといっても良いでしょう。
さらにケアマネは制度変更もあり、問題数の増加など今後も難化していく傾向にあるといって良いです。
介護福祉士とケアマネ試験の勉強時間に見る難易度
介護福祉士は極端な人だと試験の数日前から勉強しても合格してしまう人もいるほどです。
特に普段の業務できっちりと仕事をしていたり、利用者との関わりもしっかりとしていればこのようにほとんど勉強しなくても合格できることもあります。
しかしケアマネの場合、普段の業務をしっかりとしていてもあらためて勉強しなければ正直合格しません。
平均すれば3ヶ月
特定の方法を使えれば1ヶ月
ほどは勉強時間に費やさないといけません。
ざっくりといえば勉強時間でいいますとケアマネは介護福祉士の3倍程度は必要と考えて良いと思います。
ケアマネを効率良く1ヶ月の勉強で合格するには
基本テキストをあえて使わない
出題頻度の高い問題を網羅した問題集を1冊やりこむ
というような方法が最速で合格する方法となります。
このページの下のほうで紹介していますので、記憶力に自信のない方は効率の良いケアマネ試験の勉強法を実践していってほしいと思います。
介護福祉士とケアマネ試験の難易度まとめ
このように純粋に試験レベルや合格という観点だけからすればまずケアマネのほうが難しいといって良いと思います。
介護系の資格の難易度をまとめれば
社会福祉士
ケアマネ
介護福祉士
の順番になってくるといって良いでしょう。
介護福祉士VSケアマネ 年収で見る比較
介護福祉士は平均年収は200万台前半だといえます。
特に経営基盤の良くないところでは年収は低く何年勤務しても昇給もないところが多いです。
ケアマネの場合は別のページにも解説していますが、
他に介護系、医療系の資格を持っているかどうか?
地域で人的ネットワークを持っているかどうか?
他のケアマネの管理能力を持っているかどうか?
ケアプラン作成能力(洞察力も含む)
パソコンスキルを持っているかどうか?
などのスキルなどが加味されれば年収400~600万も夢ではありません。
ケアマネは自分次第、あるいは勤務する施設次第で年収をある程度操作できるので、年収や将来性という意味ではケアマネのほうが介護福祉士よりも上といって良いでしょう。
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